開催日:2026年10月15日(木)10:00〜12:00
開催形式:オンライン(Zoom)
WEBプランナー養成講座

2026年10月15日(木)、WEBプランナー養成講座の「田原シェア会&グループコンサルティング」を開催しました!

今回のシェア会では、最近のWEB業界で起きている変化をはじめ、AIを活用した集客の仕組みづくり、バックエンド商品の考え方、そしてWEBプランナーの今後の可能性についてお話ししました。

特に今回、大きなテーマとしたのは、「AIでできることが増える中で、私たちはどんな価値を提供していくべきなのか?」ということ。

ここ最近の気づきとしても、単にWEB制作のスキルを高めるだけではなく、ビジネス全体を捉え、クライアントの成果につながる提案ができるようになることの大切さを改めて認識していますし、そして、自分自身の働き方や収益構造についても、これまでの当たり前を見直していくことが大事だなと感じた出来事がありましたので、それらのシェアからスタートしました。

1.AIの普及で変わり始めたWEB業界の現状

最初にお話ししたのは、最近のマーケティング会社やWEB制作会社の動向についてです。

先日、LINE構築やWEB集客、コンサルティングなどを手がけている方とお話しする機会がありました。

その中で印象的だったのが、AIの普及によって、これまで依頼されていた業務をクライアント自身で対応するケースが増え、継続契約の見直しが進んでいるという話です。

たとえば、LINEの構築や画像制作、ライティング、ステップメールの設定など。

以前であれば専門家に依頼していた作業も、AIツールを活用することで、社内である程度対応できるようになってきています。

もちろん、プロのデザイナーや制作者が不要になるわけではありません。

ただ、「作れること」「設定できること」だけを価値にしていると、今後は価格競争に巻き込まれる非常に高くなることは明確ということです。

だからこそ、WEBプランナーに必要なのは、単なる制作スキルだけではありません。

誰に、何を、どの順番で届けるのか。

どのような商品を用意し、どんな導線を設計すれば、お客様の成果につながるのか。

さらに、その事業者が持っている想いや魅力を、どうすれば相手の心に届く形で表現できるのか。

こうした企画・設計・提案の部分にこそ、人が関わる価値があるのではないか、というお話をしました。

2.バックエンド商品は「高額商品」とは限らない

続いて取り上げたのが、バックエンド商品の考え方です。

一般的にバックエンド商品というと、30万円や100万円といった高額な商品や、長期のコンサルティングサービスをイメージする方も多いと思います。

実際、参加メンバーからも、入り口となる商品があり、その先に高額商品や継続商品が用意されているという意見が出ました。

ところが、今回お伝えしたのは、「本当に利益を生み出す商品は、必ずしも高額商品ではない」という視点です。

事例として紹介したのが、女性向けフィットネスのカーブスです。

月額会費による収益だけではなく、会員との継続的な関係の中で、プロテインなどの関連商品を販売していく仕組みにも着目しました。

また、田原自身が最近依頼したドキュメンタリー動画制作の事例も紹介。

最初は約4分間の自己紹介動画を制作するサービスでしたが、その体験を通じて、日常的なSNS発信やリール動画の制作も継続して依頼したいと感じるようになりました。

この経験からも、最初の商品は利益を最大化するためのものではなく、信頼関係をつくるための「きっかけ商品」として機能する場合があると実感。

大切なのは、一度商品を購入してもらって終わりにしないこと。

お客様が次に必要とするものは何かを考え、継続的に価値を提供できる仕組みをつくることです。

これはWEBプランナー自身のビジネスにも、クライアントの事業設計にも活かせる考え方です。

3.AIを活用してLPからステップメールまで構築した実例を公開

今回のシェア会では、田原が実際に制作した「AI×WEBマーケティング実践講座」のリスキリング向け集客導線も公開しました。

今回構築したのは、単なるランディングページだけではありません。

  • メール登録用のオプトインLP
  • 登録後に視聴してもらう解説動画ページ
  • 教育訓練給付金の対象診断ページ
  • ステップメールの配信シナリオ
  • 個別相談への案内ページ
  • 個別相談の予約フォーム

これらを一つの流れとして設計しました。

制作ではClaudeなどのAIツールを活用し、UTAGEとの連携によって、LP制作からステップメールの設定、テスト配信までを効率化しています。

ステップメールについても、最初にAIで文章のたたき台をつくり、Googleドキュメント上で人の手によって修正。

その後、リンクの設定やHTMLメールへの反映、配信シナリオの作成などをAIに任せるという流れを紹介しました。

ここで大切なのは、「AIに全部任せる」のではなく、「人が考えるべきことと、AIに任せられることを分ける」という考え方です。

また、LP制作のちょっとした工夫として「マイクロインタラクション」についても紹介しました。

ボタンや見出しなどに自然な動きを加えることで、ユーザーが気持ちよく操作できるデザインを目指すものです。

AIへの指示の仕方を少し工夫するだけでも、制作物の表現の幅が広がることを、実際のページを見ながら共有しました。

4.ホームページは「作って終わり」ではない

集客導線の話に関連して、ホームページの役割についても改めてお話ししました。

ホームページを訪問した人が、いきなりお問い合わせをするとは限りません。

興味はあるけれど、まだ比較検討している段階の人もいれば、もう少し詳しく知ってから判断したいという人もいます。

そのため、お問い合わせフォームを設置するだけでは、せっかくの見込み客との接点を逃してしまう可能性があります。

そこで重要になるのが、資料請求や無料動画、診断コンテンツなどを用意し、見込み客との関係を少しずつ築いていく仕組みです。

今回は実際のリスキリング向けLPを例に、登録から情報提供、個別相談までの流れを解説しました。

また、ホームページ制作の技術面についても話題に。

WordPressのセキュリティやアップデート管理といった課題を踏まえ、Codex、Cloudflare、microCMSなどを活用した新しいサイト構築方法を検討していることも共有。

SEOやAI検索への対応も視野に入れながら、これからのホームページ制作がどう変わっていくのか、実践を通じて学んでいきたいと考えています。

5.WEBプランナーの活躍の場を広げる新しい取り組み

後半では、WEBプランナー養成講座の今後の展開についてもお話ししました。

現在検討しているのが、企業とWEBプランナーをつなぐマッチングの仕組みです。

WEBマーケティングの知識や実践スキルを身につけても、実際に法人案件を獲得するところで苦労する方は少なくありません。

特に、実務経験が求められる案件では、最初の一歩を踏み出しにくいという課題があります。

そこで、フリーランスと企業のマッチングを行う事業者との連携を検討しています。

受講生が実務経験を積める機会をつくり、その先に企業との継続的な仕事につなげていく。

一方で、企業側にはWEBマーケティングやプランニングを担える人材を紹介できるようにする。

このような形で、学びと仕事をつなぐ仕組みができれば、WEBプランナーとしての可能性もさらに広がっていくと考えています。

また、新しく知った教育訓練に関する融資制度や、国の支援制度についても共有しました。

学びたい気持ちがあっても、費用の面で一歩を踏み出せない方もいます。

そうした方が活用できる選択肢を知っておくことも、これから教育事業に携わるうえで大切だと感じています。

※各種給付金・融資制度には対象要件や併用制限などがあるため、利用にあたっては最新の公的情報の確認が必要です。

6.これからのWEBプランナーに必要なのは「視点をずらす力」

今回のシェア会を通じて、改めてお伝えしたかったのは「視点をずらすことの大切さ」です。

WEB制作を仕事にしているからといって、ずっとWEB制作だけを売り続ける必要はありません。

LP制作をきっかけに集客全体の支援につながることもあれば、SNSの運用から商品企画やプロモーション全体を任されることもあります。

また、単発の高額案件を増やすだけでなく、継続的に価値を提供できるサービスを設計することで、収益の安定につながる可能性もあります。

AIによって作業が効率化されていく今だからこそ、何をつくるのか以上に、何のためにつくるのかが重要になってきます。

そして、クライアントに喜んでもらうだけでなく、自分自身も無理なく、やりがいを持って仕事を続けられること。

そうした働き方を一緒に目指していきたいと思います。

今後のイベントについて

今回のシェア会では、今後のイベントについてもご案内しました。

11月12日(木)には、講師に迎えた資産形成に関する勉強会を開催予定です。

仕事で収入を得ることだけでなく、将来を見据えて資産を育てていくことについても、学ぶ機会をつくっていきます。

そして、12月5日(土)には「WEBプランナー東京セミナー&懇親会」を開催予定!

受講中のメンバーはもちろん、卒業生の方々にもお声がけし、リアルで交流できる機会にしたいと考えています。

普段はオンラインで学び合っている仲間と直接会い、新しい刺激やつながりが生まれる時間になれば嬉しいです。


WEBプランナー養成講座では、WEBの知識やスキルを学ぶだけでなく、実際のビジネス事例や業界の最新動向を共有しながら、一人ひとりが自分らしい働き方をつくっていくことを大切にしています。

今回も、参加メンバーとの意見交換を交えながら、実践的な学びを深める機会となりました。

これからも、制作のもう一段先にある企画・設計・提案の力を磨きながら、お客様から頼られるWEBプランナーを目指していきましょう!

ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!